寝つきが悪い（不眠）改善セルフケア
深部体温とは、身体の中心部の体温のことです
上がった体温を下げるために手足の表面から放熱が行われると、手足が温かくなります
そのため、眠る直前に入浴や運動を行うと、血液が全身をめぐり、深部体温が高くなるので寝つきが悪くなります
また、熱を逃がす放熱が行われない場合も同じです。更年期などで女性ホルモッバラッスが崩れた時に起こりやすい「手足は冷えるけど顔は火照る」という状態も、放熱が行われず深部体温が高くなっています
心地良い眠りは、副交感神経が優位な状態のときに訪れるため、交感神経が活発な状態が続くと、スムーズに眠りに入れなくなってしまいます
腹部や首、肩甲骨周りなどの背部が緊張していると白律神経である交感神経が優位になり、寝っきにくくなります
1，足先の血液循環をよくする 1～3セット
あおむけに寝て､両足の親指とそれ以外の指をクロスさせるように、10秒ほど上下に動かします
2，腹部を緩める 1～3セット
右側から行います。おへそと右側の腰骨の間を両手の指先で軽く押します
お腹を押したまま、右の足先を左右に10秒ほど振ります
※反対側も同じように行い ます
3，首、肩甲骨周りなどの背部をゆるめる 3セット
仰向けに寝て、肩甲骨を寄せるように肘で床を押して背骨を反らせます
首も少し反らせたまま、大きく深呼吸します
ゆっくりと身体を床におろします
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